2020.01.11 ちゃんとしたコンタクトレンズとは?

ちゃんとしたコンタクトレンズとは?

当院の医師が言う「ちゃんとしたコンタクトレンズ」の定義をお伝えします。

ます、コンタクトレンズは高度管理医療機器ということを覚えておいてください。

高度管理医療機器とはペースメーカーと同等の扱いが必要ということになります。

ですので、必ず眼科医にご相談のうえ、検査・処方を受けてお求めください。

そして、眼科医による定期検査もお受けください。

カラーコンタクトレンズ(カラコン)は2009年11月4日より、薬事法改正に伴い「医療機器」となりました。

医薬品医療機器等法の第39条、39条の3の規定により、厚生労働大臣の承認、都道府県知事の販売業の許可を受けているお店でないと購入いただけません。

株式会社FORMは販売の許可を取得しており、販売管理者も設置しております。

「ちゃんとしたコンタクトレンズ」とは厚生労働省の承認を受けた製品で、「高度管理医療機器」の記載・承認番号の記載があるレンズを言います。

特に気をつけたいものにカラーコンタクトレンズがあります。

見た目の可愛いカラコンの中には製品の品質が不十分なものもあります。

その一例としてカラコンの色付けがあります。

カラーコンタクトレンズの色の付け方には2種類あります。

・そのままレンズにプリントする方法

・サンドイッチ構造(色素をレンズに封印する方法)

色をそのままプリントしたものは色素が直接角膜や結膜に触れることで目自体に傷ができたりアレルギー反応を起こすこともあります。

また、サンドイッチ構造はレンズの損傷が見られない限りは安全ですが、色素は重金属を含む物もあり、カラーコンタクトレンズをはめたままMRI(磁気共鳴画像化装置)検査を受けるのは危険になります。

大切なことは、ご自身の目にあったカラコンの処方を医療機関で受け、使い方やケアの仕方を知ってから購入されることです。

また、定期検査は目に異常を感じなくても必ずお受けください。

カラーコンタクトレンズも、医療品医療機器法で定められた「高度管理医療機器」です。厚生労働省の承認を受けた製品には、「高度管理医療機器」の記載・承認番号の記載がありますので、確認して購入してください。

また仕様の際には製品の箱に入っている添付文書をよくお読みください。